街でよく見かける「乗ったままOK」「乗りながらOK」の車でお金を借りれる自動車金融の仕組みとは?本当に自分の愛車に乗ったまま安心してお金を借りる事が出来るの?

車でお金 車で融資の自動車金融「乗ったままOK」

車で融資の会社に問い合わせをしてみた

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まとまったお金が必要になった際、銀行や消費者金融、カードローンなど様々な金融業者に目が行きますが
コインパーキング等で見かける「車でお金」や「乗ったままOK」、「来店不要」などという借り方はどういうものなのでしょうか。

銀行やカードローンなどの申し込みも、実際はWebで完結するところが多く「来店不要」というところは同じに見えますが
銀行、カードローンでは、個人の借り入れ状況や住所、居住年数、勤務先と勤続年数など、申し込み時の記入項目は結構大変です。

車でお金を借りるということは、自家用車を担保にして融資を受けるということのようですが、実際の申し込みの流れや審査基準など
チラシだけでは分からないことも多く、また社名をネット検索してみてもホームページがないところがほとんどでしたので
実は筆者は所有している車はないのですが、実際の業者に問い合わせてみました。

■A社への問合せ
市外局番からの電話番号が記載されいて、社名もいちおう「株式会社」とついてはいました。
まずは電話で問い合わせ。

ーすみません、チラシをみてお電話させて頂きましたが・・
A社「融資のお問合せですね。担当の者と代わりますので少々お待ちください。」
(女性が出て、すぐにこの対応でした・・・)
A社「(男性)お待たせしました。融資のご相談ですね?」

ーあ、すみませんちょっとお尋ねしたいのですが、乗ったままってどうなるのでしょうか?
A社「お客様のお車を弊社に担保として預けて頂き、お車の査定額をご融資しますが、生活上お車がないと不便な方へリースという形で乗ったままのご融資をしております。」
(早口でここまで説明されました)

ーえ、リースですか??
A社「お車の名義を弊社名義へ一旦変更して頂き、弊社からのリースという形をとってそのままご利用するケースですね。
詳しくは、ご融資可能額の審査をさせて頂いた上でご説明させて頂きますので、お客様が所有のお車の車種をまず教えて頂けますか。」
(丁寧ですが、ちょっと威圧的で怖く感じてきました)

ーあ、〇○で年式は○年式です・・・(架空のものです)
A社「車体カラーと、走行距離は今お分かりですか?」

この後、車の情報については色と走行距離に加え、排気量と残責(ローンが残っていないか)を聞かれ個人情報として氏名、住所、勤務先住所と電話番号を聞かれ始めたため、まずはどのくらいの融資が可能かを知りたい旨、伝えてみました。
「お客様ご自身の審査が完了しておりませんので」と渋られたものの、金額を聞いてから決めたいとしつこく食い下がると

A社「そうですねぇ。実際の金額はずれるかもしれませんが、今までの情報だけですと30万円から50万円くらいですかね。融資はおいくらぐらいご希望ですか?」

そこまで話をして、少し怖くなったので「考えます」とだけ伝えて一方的に電話を切ってしまいました。

実際にA社で受けた説明は、電話では所有している車の情報で融資額を査定し、個人情報で融資可能かを判断ということでした。
今回筆者は架空の所有車として、ホンダのフィット、年式は2012年で走行距離3万Kmという想定で問い合わせてみたのですが
概算の融資可能額として提示されたのが30万~40万、ネットで同じ年式の中古車をいくつか調べてみましたが
同じ条件であれば80万~90万円が相場のようで、売値とはいえ、融資額として提示された3~40万円はかなり低い金額です。

■仕組み
そもそも車でお金を借りるという仕組みはどのようになっているのでしょうか。
車を担保にし、その車の査定額を限度に融資するという仕組みですが、融資後の車の扱いは以下の2通りがあります。

1.融資を受けて車を貸金業者へ預ける
2.融資を受けて車はそのまま乗り続ける

1では車を業者へ預けることになりますので、通勤で使用していたりする際は不便となってしまいます。
2では生活が変わらず一見メリットがあるように感じますが、この場合は車の名義を業者名義へ変更する必要があります。
「乗ったままOK」となっている宣伝は、2のリースという形式をとっている融資のことを指しているようです。

■金利と違法性
融資を受けた際の金利についてまで今回は確認できずに電話を切ってしまいましたが、貸金業としての登録があれば金利は法律できちんと定められており、それを越えた金利を徴収した際はもちろん法律で罰せられ悪質な業者の場合は、登録抹消となることもあります。

法定で定められている金利は借入金によってことなりますが、15%~20%が貸金業での法定金利です。
さらに、総量規制といって、申し込み時の借入総額が年収の3分の1を超えるとそれ以上貸付できない決まりとなっているので個人の信用情報を調べずに(調べたとしても)、明らかに規制を超える融資を行っている業者はその時点で違法です。

また、1の預かりで注意が必要なのは、質屋の形態をとっている業者です。
貸金業として登録されていない場合で質屋の形態をとっているところは、貸金業法の法定金利が適用されず質屋営業法という法律での営業となり、貸金業法の法定金利よりも5倍近く高い金利が適用されてしまいます。

2の乗ったままの融資は、融資に対する返済は法定金利内であってもリース料を支払わなければならないことになり借入金に対する返済に加えて、リース料やローンが残っていた場合はそれも支払義務がありますので、かなりの負担となりますね。

■まとめ
・自家用車を担保に、査定額限度で融資可能な金融

というのが車でお金を借りるということにはなりますが、手数料であったり登録の形態であったり様々に法律から逃れるような仕組みをとっているのがこの仕組みのようです。
貸金業者としての登録があるかどうかはもちろん、連絡先が携帯電話の番号のみなどの業者は要注意ですね。いずれにしてもグレーな項目が多い方法ですので、注意が必要です。

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