街でよく見かける「乗ったままOK」「乗りながらOK」の車でお金を借りれる自動車金融の仕組みとは?本当に自分の愛車に乗ったまま安心してお金を借りる事が出来るの?

車でお金 車で融資の自動車金融「乗ったままOK」

自動車金融について詳細を聞いてみた

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急にちょっとまとまったお金が必要になった場合、目的別の銀行ローンや消費者金融のフリーローン等への相談を考えますが、コインパーキングや街中で「車でお金」や「乗ったまま」と書かれたチラシを見たことはないでしょうか。

銀行での借り入れは揃えなくてはならない書類が多く、審査にも時間がかかるため、急いでいるときには手間がかかります。

「車でお金」と書かれているチラシは「即日融資」と書かれているものも多く、一見魅力的に感じますが、果たして安心できるものなのでしょうか。

自家用車という資産を担保にお金を借りる、という方法で、一見特に問題はないように感じられますが、実際のところはどうなのか、筆者の知人で貸す側の会社で勤めた経験がある人がいたので、申込みの流れや注意点を聞いてみました。

■申込みから融資までの流れ
ーまずは、申込みから実際の融資までの簡単な流れを教えて下さい。
A氏「実際に来社されることもなくはないですが、ほとんどの場合が電話での申込みですね。
電話ではまず簡単に名前と年齢、住所、勤務先、連絡先を聞いて、所有している車の情報をいくつか質問します。
ここで一旦信用調査をかけて、融資可能か、いわゆるブラックじゃないかを確認はしますね。
あとは車種、年式、色、走行距離や次回車検、ローンが残っていないかを聞いて、おおよその融資可能額を伝えて実際に来店してもらってからの審査で問題なければ融資、となるので、時間としては1~2時間ってとこでしょうか。」

 

ーそんなに早く融資が可能なんですね・・・実際の融資額はどの程度なのでしょう?
A氏「中古車販売のサイトなんかを参考にして算出しますが、実は細かく決まっているわけではなかったんですよね。エンジンとか見るわけじゃなかったですし、自分も、車に詳しいわけではないですし。」

ーえ、そんなものなんですか?
A氏「うーん、他の業者を知らないですが、多分そんなもんじゃないですか。
細かくチェックしないし、買い取ってすぐに転売できない(返済期間中に劣化する)から融資額としては実際の市場価格よりかなり安い額になっていましたね。
大きい額だと10~20万くらい、相場より下がると思いますよ。」

ーそうなんですね。

Aさんがお勤めだった業者では担保の車の扱いはどのようにされていたのでしょう?
A氏「基本的にはお金を借りに来た人が乗ったままですね。預かるといっても置いておく場所もお金かかりますし。車の名義やなんかも他の業者と一緒で、うちの会社の名義に変更して乗ってもらいながら月々の返済をしてもらってましたが、他の業者では名義変更後も車を乗り続けるわけなんで、リース料を取る業者もありましたね。
ローンが残っていても融資はしていましたが、ローンの返済とうちへの返済で結構な額になりますよね。うちへの返済が滞った場合は車を売って清算しますが、ローンはそのまま残りますしね。」

ー実際の金利は・・・どうだったのでしょうか・・・?
A氏「私がいたところは貸金業として登録していたので、きちんとした法定金利内でしたよ。
ただ、名義変更の手数料とかはグレーなところですよね。。
総量規制とかそのあたりをかいくぐって高い金利を取っている業者もあるのが現状です。
こういう金融は、借りに来る時点で最後の手段なんだろうなとは察します。
私がいたところは、リース料なんて取ってなかったのでいい方でしたが審査もせずに貸し付けて、高額な金利を取って車も売って、なんてとこもありますので正直オススメしません。」

■流れ
A氏から伺った話をまとめてみましょう。

1.貸金業者の会社へ実際に出向くか、一旦電話で問い合わせ
2.信用調査など個人の審査の後、車を査定し融資額を決定
3.乗ったままであれば名義変更の必要がある
※毎月の返済金+リース料を取る業者もある
※名義変更の手数料がかかる(~数万円請求されることもある)
4.残ローンがある場合でも基本的には融資可能(ローンの支払いは自己負担)
5.融資額は、中古車としての相場より20万円も下回ることがある

上記が申込みから融資までの流れとなります。
注意すべき点は3の部分ですが、乗ったままを選択した際はリース料を課す業者もあるようです。
そうなると返済に加えてリース料金と毎月の負担額が増え、多重債務の元となりかねませんので注意が必要です。

■違法性はないの?
かなりグレーで危ない金融に感じられますが、この方法自体の違法性はないのでしょうか。
A氏が過去勤めていたとう会社は、貸金業者としての登録もきちんとされていたようで、金利も法定内とのことでしたが貸金業法で定められている法定金利は、以下のとおりです。

借入金 年間上限
10万円未満 15%
10万円以上100万円未満 18%
100万円以上 20%

「乗ったまま」での融資の場合、リース料という名目で月々数万円を課されることもあるようで、このリース料というのはかなりグレーゾーン。
毎月の返済と併せて、かなりの負担になることも考えられますし、ローンが残っていた場合は余計に負担となります。
名義変更の際に手数料として数万円請求されることもある、ということですので、これも実際の手数料は数百円程度ですので悪質と言わざるを得ません。

また「預かり」としたとしても、かなりきつい返済計画を出された挙句、返済が滞ると即時
担保である車を売却されることになり、高額な金利な上に車も手元に残らなくなってしまいます。

「○○料」という名目で手数料扱いとし、あの手この手で法の目をかいくぐり、違法性はないように見えますが総合的な支払いを考えると、法廷で定められた金利を上回る結果となってしまいます

■まとめ
通常貸金業では、融資可能かどうか審査が必ず行われますが、「来店不要」などと謳っているところはきちんとした審査が行われていないのが現状です。
通常は総量規制といって、借入総額が年収の3分の1を超えると貸付できない法律となっていますので現状の借入総額、希望の借入金額、年収と照らし合わてみるのが一番です。

車を担保にお金を借りるという方法は一見てっとり早く感じますが、後々で苦労することになります。
きちんとした中古車業者で査定してもらった上で売却し、生活に車が必要であればそれを元手に安い中古車を買い直すといった方法で差額を必要資金に充てる方が安全ですね。

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